ニュージーランド北島の穴場スポット!ブルースプリング[Pataruru Blue Spring]の遊歩道は感動モノ!

ブルースプリング【Pataruru Blue Spring】とは?

ブルースプリングニュージーランド国内で最も美しく綺麗な泉だと言われています。

水の透明度があまりにも高いため、太陽の光が射すと、
綺麗なターコイズブルーの色を映し出します。その景色は本当に神秘的です。

湧き出てくる水はなんと、50-100年もの歳月をかけて地下でろ過された純水です。
ニュージーランドの天然水70%はこのブルースプリングが源のようです。

以下のように、なんと日本でも販売されています。

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その湧水量は凄まじく、6レーンある25メートルプールが12分で一杯になってしまうほどの量。

ニュージーランドには心癒される大自然を堪能できるスポットがどれだけあるのかと驚かされますが、その中でもこのブルースプリングは特におすすめです。

ここにはトレッキングコースが用意されており、綺麗な泉を眺めながら歩く散歩は最高に気持ち良いです!

全長4.7kmあり、

全てを歩くと往復3時間[片道1時間半]程度かかりますが、

見所のみを散歩するのであれば、観光・ウォーキング含めて合計1〜2時間程度で回れます。

急な坂が続くわけではなく、平坦な道も多いため、そこまで大変なイメージはありませんでした。

アクセス・駐車場

ニュージーランド北島の北中央部のワイカト地方にあり、Pataruruという街から車で約10分のところにあります。オークランドからは約2時間半、ハミルトン、タウランガ、ロトルア、タウポ等の街からは約1時間で来ることができます。

観光ツアー等はないため、基本的にはレンタカーを借りて訪れるしかありません。

駐車場・入場料は無料です。

駐車場は Leslie Road 駐車場と Te Waihou Walkway 駐車場 の2つがあります。

Leslie Road 駐車場


ウォーキングではなく、ブルースプリングを見ることがメインの目的の場合は、こちらの駐車場をおすすめします。私はこちらを利用しました。

ブルースプリングまでは片道15分程度。ブルースプリングまでであれば、水分や運動靴もいらないくらいの散歩道です。

ただし、ブルースプリングの以外にも素晴らしく綺麗な景色を堪能できますので、少し奥の方まで歩いて行くことをおすすめします。

いや、おすすめではなく、絶対にそうしましょう!後悔することは120%ありません!

見所だけ見て折り返してくれば、往復1時間半〜2時間で回りきれます。

お手洗いは駐車場にはありませんが、ブルースプリング近くにあります。

Te Waihou Walkway 駐車場


ウォーキングをがっつり楽しみたいという方にはこちらの駐車場をおすすめします。

ブルースプリングまでは全長4,7kmで、片道1時間半[往復3時間]程度。

ワイホー川[Waihou River]沿いをずーっと歩いて行きます。

時折急勾配な場所や階段がありますが、平坦な道が多く、健康体であれば誰でも歩くことが可能です。
ただ、それなりの距離があるため、水分と運動靴は忘れないようにしましょう。

お手洗いは駐車場とブルースプリング近くにあります。

トレッキング中の景色

スタートからブルースプリングまで

まずは、Leslie Road の駐車場に到着しました。

ご覧の通り、普通の駐車場以外にも、路面に何台か停めることができます。


入口には “Welcome to the Blue Spring” の文字。

環境保護のために、遊泳は禁止されており、動物を連れて入ることも禁止されています。

入ってすぐに、NZで最も多く見られる在来種、「プケコ」がいました。赤い嘴に青い羽が特徴です。

NZには「キウイ」を始めとする飛べない鳥が多く存在しますが、このプケコは飛べる鳥です。

ただ、極力走ることを好み、飛ばざるを得ない時だけ飛ぶ鳥らしく、

確かに飛ぶ姿を見ることはありませんでした。


少し歩いて行くと、ブルースプリングへと続く川が見えてきました。

そして後ろには牛の群れ。大量の牛の鳴き声が聞こえました。

さらに歩いて行くと、凄い景色が現れました。


なんだこれは!!

今までの人生でこれほどまでに透き通った川は見たことがない!!

なんと美しいエメラルドグリーン。


まだまだこの先には見所は沢山ありますが、序盤の時点でこの美しい景色に感動しっぱなしでした。

さぁ、ブルースプリングまではあと少し、あっという間です。

ブルースプリング

ご覧のように、ブルースプリングを見ることができる地点は柵で囲われています。

昔はこの柵はなく、遊泳している人もいましたが、今は環境保護のため柵が作られたようです。

柵からブルースプリングまでの距離はそれなりにあります。

柵から奥の方の木々に覆われているところに目をやると、

明らかに一部分だけ違う色をしています。

ブルースプリングという名に相応しく、綺麗な青色を発しています。

しかしこれだけ近距離にも関わらずグリーンとブルーのコントラストがはっきりと現れるとは自然の現象は本当に不思議なものです。

後ろを振り返ると高台からブルースプリングを見下ろすための階段があります。

せっかくなので登ってみましょう!

ブルーがもっとはっきり写ると良かったのですが…

ブルーの部分が完全に木の影で覆われています。

晴れた日の午前はこんな感じのため、

午後の方がはっきりとブルースプリングが見えるかもしれません。

ブルースプリングから折り返し地点まで

ブルースプリングの先にも、素晴らしい絶景が待っています。

奥の方に進んでみましょう。

このように、美しい川沿いを歩いて気持ちの良い散歩が続いていきます。

川の透明度が高すぎて、水中にある水草も水の底もはっきりと見えます。

この辺りで、拓けて整った遊歩道から、森林の中に入っていきます。

水の透明度はもちろん、水面に反射した木々もとても美しいです。

森の中へ入って行き、少しひんやりしてきました。

散歩中に多くの水鳥に出くわします。

こんな穏やかで美しい水上に生息することができる鳥たちはさぞ幸せなことでしょう。

散歩中に水鳥をじっくり観察するのも実に面白いです。


森の茂みに入って行くと、

散歩道にある木々の間からまた凄い景色が現れ始めました。


なんだこの色!?


散歩中に森の茂みから見える川はこのように美しいコバルトブルー色をしています。

木陰が多くなるに連れてこのように深い青色を発しています。

このように、水中近くまで接近することもできます。

ここは撮影スポットなのか、写真撮影する人が数多くいました。

青と緑のコントラストがとても美しいです。


その後しばらく歩くと、

穏やかな水草が浮かぶエメラルドグリーンやコバルトブルー色の川から様相を変え、

川幅が狭くなっていき、滝が現れます。

移り変わる川の様々な景色を楽しむことができて、歩いていて飽きることがありません。

滝を抜けると、また川幅が広くなり、ご覧のような美しい川が再び現れます。

滝の先は少しだけ流れが速くなり、水流の音がとても心地よく、気持ちの良い散歩が楽しめます。

ある程度見所は制覇したかなと思い、この辺りで駐車場へ帰るために折り返しました。

駐車場へ帰って、のんびり散歩して往復でかかった時間は1時間半〜2時間

大満足のウォーキングでした。

まとめ

透明度抜群のエメラルドグリーンの川

ターコイズブルーの泉

白い滝

日本では見ることのできない水鳥や植物類

これらの移り変わる美しい景観を横目に、大自然の空気を浴びながらの散歩は、

人生でも3本の指に入るレベルで気持ちの良い散歩の時間でした。

正直、ブルースプリングと呼ばれる展望スポット以外の方が、見るべきスポットであると言う人が多くいるだろうなと思います。

とりわけ、木々が茂った森林のエリアは実に神秘的な場所です。

こんな素晴らしい場所が自分の住んでいるところの近くにあれば…

とは思わずにはいられませんでした。

この世のものとは思えない、

信じられないほどに美しい場所です。

ニュージーランド北島に来たのであれば、

必ず訪れましょう!